SLが走る町から発信|津和野町観光協会

島根県鹿足郡にある津和野町は、島根県と山口県の県境の山間に位置する人口8,000人ほどの小さな町で、山陰の小京都と呼ばれる名のごとく、落ち着いた風情のあるたたずまいは女性同士の観光客の姿が似合う町です。

「舞姫」で知られる明治の文豪、森鴎外が生まれた地でもある津和野は、西周、坂井出羽守直守など、歴史上に名を残した偉人とゆかり深い町としても知られています。また、日本で数少ないSLの走る町でもあり、SLの走る期間は愛好者の方々が集う町でもあります。

その津和野町にある津和野町観光協会は、2011年9月よりフェイスブックページを始め、平均年齢35歳という若いスタッフ構成で運営をしています。現在の「いいね」数は、約600件とまだまだ多いとは言えませんが、週2~3投稿される記事からは、フェイスブックページ担当者の津和野町への愛情がひしひしと感じられます。

【カバー写真はインパクトのあるものを】

フェイスブックページのカバー写真はお店の看板と同じです。インパクトのあるものを持ってくることで、来訪者が過去の投稿記事を読みたくなるようになります。津和野町観光協会のフェイスブックページは、日本でも数少ないSLの写真を持ってくることで、他の地域とは違う場所、オンリーワン的な要素をアピールしています。

カバー写真

【読者を意識し、親近感を得る工夫】

フェイスブックは、コミュニケーションを得ることを目的にしたSNSツールです。その特徴を生かし、「みなさん、こんにちは」 「みなさん、おはようございます」のあいさつから始まる記事は、フェイスブックページを見に来る人をかなり意識しています。また、近況を手短に伝える内容を盛り込むことで、フェイスブックページを訪れる方に親近感を与える記事になっています。

あいさつ あいさつ2

【お客さまを気遣った、その地域からしか発信できないリアル情報を投稿する】

旅に出る人が一番気になるのはやはり訪れる地域のお天気やそれに付随する道路情報。

ネットで調べられるこれらの情報は広域にまたがるため、実際に訪れてみると想定外ということも多々あります。

津和野町観光協会の投稿は、そんなミスマッチを無くすために、「散策されるにはぴったりの日です」とか、各交通機関のその日の運行状況など、現地にいるからこそ発信できる情報を投稿に入れ込む「来訪者への心遣い」が感じられます。そんな気遣いある情報はシェア数も多く、たくさんの方に役立つ情報になっていることがわかります。

緊急情報 緊急情報2

【イベント告知だけでは終わらない】

イベントが開催される日時の紹介投稿は、イベントによりたくさんの人に来ていただきたいので誰しもがやっていることです。ですが、告知をしただけで完結してはもったいない。

津和野町観光協会のフェイスブックページでは、告知記事でイベントへの来訪者を誘導するだけではなく、必ずイベントの様子を後日リポートした記事を投稿しています。こうすることにより、イベントに来られなかった方に次は行ってみようという気持ちを起こさせてくれます。

イベント報告 イベント報告2

【ホームページとうまく連動(リンク)させる工夫】

フェイスブックページから発信する情報はブログと同じく流動的(日々流れていく)情報で、ともすればせっかく投稿したいい情報が来訪者に伝わらない可能性があります。そこで情報を固定できるホームページと連動させることにより、来訪者に確実に情報を伝えていくという投稿記事の構成が、来訪者への満足度をUPさせ、来訪者を現地といざないます。

その点では、津和野町観光協会のフェイスブックページは、ホームページ内にUPした動画やイベントチラシ情報をリンクさせ、嫌みなくスマートにホームページ誘導を心がけています。

HPリンク2 動画配信

津和野町観光協会のフェイスブックページは、記事投稿の頻度や投稿記事に寄せられたコメントへの返信などで、小まめに管理・運営していることが伺えます。

また、自分たちが発信したい情報の投稿だけではなく、町内の他の公共施設の話題を投稿記事に盛り込むことにより、シェアしてもらいやすい投稿構成にしています。その結果、津和野町観光協会の投稿記事をシェアした外部からの訪問者と繋がることが期待できるので、今はまだまだ「いいね」数が多いとは言えませんが、今後十分期待ができます。

津和野町観光協会

https://www.facebook.com/%E6%B4%A5%E5%92%8C%E9%87%8E%E7%94%BA%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%8D%94%E4%BC%9A-258635560826613/